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屋外でF1.8やF1.4で撮影すると明るすぎてどうにもならないことがあります。F値を絞れば写真を暗くすることは出来ますが、ボケも少なくなってしまうので他の値で調整する方が良いと思います。開放F1.4だった場合、すでにISO:100になっていることがほとんどなので必然的にシャッタースピードを上げるしかありません。

僕の場合、シャッタースピードの規定値が1/125で、僕のα6400の最大値が1/4000なので残り5段分まで暗くすることが可能です。僕のフラッシュが使える(同調する)シャッター速度は1/160なのでそれ以上にする場合はハイスピードシンクロを使わなければなりません。

ハイスピードシンクロはストロボに負担がかかる上にパワーをあげて使うとチャージ時間もかかり撮影にも支障が出ます。そこで登場するのがNDフィルターです。すでに中国製の可変式NDフィルターは持っていますが、明るさだけではなく写真の質感まで変わってしまいあまり使えません。

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そこで日本製の固定式のNDフィルターを購入しました。Kenko「PRO1D PRO ND16」で4段分暗くすることが出来ます。上の図の通り1/125のシャッタースピードを1/2000まで上げても同じ明るさを確保出来ます。

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このシリーズのフィルターは「ND4」(2段分)、「ND8」(3段分)もあるのでいずれこちらも買いそろえたいと思います。NDフィルターは重ね付けも出来るので3つ揃えば7段まで下げられるので屋外撮影ではだいぶ使えると思います。