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僕の最近の趣向は写真撮影に向いています。当初は取材撮影から入りましたが、最近はスタジオでの人物撮影にシフトしてきています。どうしてそうシフトしてきたのかあまり書く機会も無かったので、それについて今日は少し書きたいと思います。

取材撮影と言っても大きなイベントの撮影が主でした。200-500mmのレンズを持って大きなホールに行き、ファッションショーや音楽イベントなどを撮るのがほとんどです。参加するイベントも大きくなったのでヘルプのカメラマンを頼むことが多くなりました。中にはプロのカメラマンが入ってくれることもありました。彼らにとっても取材撮影の機会は多くは無いようで、悪条件でも手伝ってくれることが多々ありました。僕も、ホール内だけでなく囲み取材の撮影をすることも増えて来たのですが、ストロボが上手く使えず苦労していました。そんな中でヘルプで来てもらったプロカメラマンのスタジオに居候させて頂き勉強する機会がありました。囲み取材のストロボ勉強のためにも人物撮影はいい勉強になるとそのカメラマンが教えてくれました。練習だと思って始めたのが、人物撮影を始めたきっかけです。最初はクリップオン1灯でそれからアンブレラも買い2灯になり、今ではモノブロックストロボ2〜3灯使うようになりました。

またハマってみて思うことは取材撮影は記録撮影です。もちろんその中で学べることはたくさんあるのですが、ある程度の技術レベルに達しその場所に行ければ誰でも似たような写真を撮ることが出来ます。言い方は横柄ですが、伸びしろが決まっているわけです。それに引き換え人物撮影にはゴールがありません。僕はライトを均一にして、肌つやが一番きれいに撮るスタイルが多いですが、1灯ライティングで敢えて影を出し陰影を強調するスタイルもあります。また光に色を付けて丸でステージであるかのように演出したり、煙や水を使って印象的なイメージを作り上げるなどアイデアがあればそのゴールは天井知らずです。

そう思うとずっと飽きずに続けることが出来ます。今後も良い写真が残せるように努力していきたいと思います。

*写真は「人物撮影」で検索したら綺麗なお姉さんの画像が出て来たのでイメージとして貼らせて頂きました。