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「聖飢魔II」のデーモン閣下の名言で僕の好きな言葉があります。「世界で一番へたくそだと思って練習し、本番では世界で一番うまいと思って演奏しろ。」というものです。表現者として適格な言葉だと思います。

ドラムでも写真でも自分の中で今日は上手くいっていないと感じる日があります。音楽だったらライブに脚を運んでくれたお客さん、写真だったら時間を作って来てくれたモデルさんがいて、その人に取ってその日は大切な1日です。でも僕の不調を知られてテンションを下げてしまったらそれは表現者として最低です。

また仮にその日が不調だったとしてもそれを口に出したり、文章に書いたりとかはするべきことではありません。最近はTwitterやFacebookなど思ったことを簡単に書き込める便利なツールがあります。ポジティブなことを書くことも簡単ですが、それと同時にネガティブなことを書くのも簡単です。たまに「もうカメラなんてやめてしまおう」とか「今日の撮影は最低だった」とかネガティブなものを見かけることがあります。僕から言わせれば「やめたけやめちまえ」という感想しかありません。ドラムでもカメラでも上に行きたい人はたくさんいます。でも実際に上に行ってプロになれたり評価される人は、一握りです。正直そんなネガティブな人がやろうがやめようが他人にはどうでもいい話にしかなりません。

そういう時には、デーモン閣下の名言を思い出すべきです。愚痴を言ったり、書いたりしている暇があるなら「世界で一番へたくそだと思って練習し、本番では世界で一番うまいと思って演奏しろ。」ってことです。