僕のメインレンズは、α77の標準レンズDT16-50mm F2.8です。このレンズはAPS-C専用のレンズなので35mm換算だと24-75mmなので非常に使いやすいです。

俗にレンズの大三元と呼ばれる16-35mm、24-70mm、70-200mmの真ん中と同じサイズです。普段使いだと最もオールマイティな領域だと思います。16-35mmなどの広角レンズもあれば面白いですが、人物を撮ると歪んでしまうので僕はあまり興味がありません。70-200mmはタムロンしか持っていませんが、囲み取材では重宝しています。

F2.8であることもかなりアドバンテージではありますが、最近はストロボを使うことが多くF6.3〜F9くらいしか使わないのでその優位性の恩恵もあまり受けていないです。自然光派の人はとても重宝していると思うのですが、最近は人の顔に影が出ないことばかり考えているので、やっぱりストロボに頼ってしまいます。助手がいればレフ板という手もありますが、そんな身分でも無いので電池や電源の力が必要です。

やっぱり、高いレンズは良いのはわかるのですが、そのまま使った時に威力を発揮する気がします。例えて言えば、魚を刺身で食べる時は素材の良さが味の旨さに直結しますが、ムニエルだったり手を加えた場合は、素材よりもソースの影響の方が高かったりします。料理だったら作り手、カメラだったら使い手の腕、料理で言うソースに相当するストロボなどの影響が強く出ます。料理方によって何にこだわるかが変わるように、撮影機材も何をどう撮るかによって大きく変わってくるのではないでしょうか?