僕はSONYのカメラを使っています。今までα200、α300、α550、α700、そして今はα77を使っています。でも最初に使ったのは当時のネットニュース会社にあったCanon 5Dです。しばらくは会社の5Dを使っていたのですが、取材があるときにしか使えないので、なかなか上達しませんでした。やっぱり、自分のが必要だと思って買ったのがα200でした。最初はどれを買えば良いかわからなかったので、取りあえずコストパフォーマンスの高さで選びました。また、SONYのカメラは本体に手ぶれ補正がついているので、レンズ側には不要なので、レンズを買い足したときも安いというメリットがあります。CanonやNikonの様にレンズ内手ぶれ補正だとレンズごとに手ぶれ補正が必要なので高額になります。あと単焦点レンズには手ぶれ補正がついていないので、気合いで撮るしかありません。SONYだったら本体に付いているのでどんなレンズでも大丈夫です。

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そしてここからは今のα77についてですが、このカメラはソニー独自開発の透過ミラーを採用した「トランスルーセントミラー・テクノロジー」という新しい技術のカメラです。α77以前にα55という初心者向けの物もありましたが、中級機として出たのがα77です。あまりカメラの詳しい技術面はわからないのですが、使ってみて他と違うのが、ファインダーを覗いて撮った時とライブビューで撮ったときの差が無いことです。Canon、Nikonのカメラはファインダーを覗いて撮ったときはSONYよりオートフォーカスも全体的な動作も速いのですが、ライブビュー撮影ではSONYの方が遙かにサクサク動きます。今は撮影の90%がライブビュー撮影になっています。先日の撮影で久し振りにα700を持ち出して、ファインダーを覗きましたが、ちょっと前までこれを使っていたことが思い出せないくらい使いにくかったです。

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あとSONYのカメラの一番の良いところはクリップオンストロボです。カメラは横構図、縦構図で撮ると思いますが、基本ストロボは縦構図用に作られています。しかし、SONYのストロボは縦でも横でも全く違和感なく使える構造になっています。Canon、Nikonユーザーの前でこれを駆使して撮ると知らない人はかなり驚きます。

気になる絵的にはどうかと言うと、Canonは人物向きで、NikonはNikonブルーといってブルーが綺麗に撮れる特性があります。それに比べるとSONYは偏りの少ない絵が撮れます。僕のように人物以外にも色々な物を撮るタイプにはうってつけというわけです。ただ、やっぱりCanon、Nikonの2強の牙城に追いつくことはなかなか出来ず使っている人が少ないのが残念です。