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皆さん中国の昔の話・三国志を読んだことがありますか?今はKOEIのゲームや古くは横山光輝先生のマンガでおなじみかと思います。

僕も大好きな話なのでよく読みました。特に一番好きなのが、後に蜀の国を治めることになる劉備と関羽、張飛が義兄弟の杯を交わす桃園の誓いのシーンです。「我ら三人、生まれし日、時は違えども兄弟の契りを結びしからは、心を同じくして助け合い、困窮する者たちを救わん。上は国家に報い、下は民を安んずることを誓う。同年、同月、同日に生まれることを得ずとも、同年、同月、同日に死せん事を願わん」と誓いを立てる三国志初期の名場面です。創作上の話という説も多いのですが、1800年近く前のことなので誰も本当のことはわからないでしょう。

男子に生まれたからには、このような兄弟たちと世の中を動かすようなことをしてみたいと思っていましたが、現実はこんな感じです。現実には売れないバンドのドラマーをへて、中途半端なカメラマン・・・今、期待できるのは大器晩成と言いたいとことですが、大器晩成の意味は、大人物は遅れて頭角を現すということ。才能がありながら不遇である人に対する慰めの言葉としても用いる。ということなので才能がないとダメなんですね。僕は運は悪い方じゃないのでそこにかけるしかなさそうです。