先日の紅白の撮影で有効だったのが、「一脚+フォーカスリング回転作戦」です。

写真は基本は横長に撮るものです。構造上もそうですし、基本と言えば基本です。ただ人は縦に長いですから縦長に撮った方が収まりがいいわけです。

ただどちらの写真も必要なので切り替えが必要です。手持ち撮影であれば人力で縦横持ち替えでOKですが長レンズ(遠くまで撮れる望遠レンズ)だと重さもありますし、すべて手持ちも厳しいところです。

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そこで、いろいろなカメラマンの撮影スタイルを見て最適だと思ったのが、「一脚+フォーカスリング回転作戦」です。長いレンズだとレンズに三脚が取り付けられるフォーカスリングが付いています。このリングはゆるめることにより簡単に回転する事が出来ます。これで縦でも横でもシームレスに対応が可能です。

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また、初日は三脚での撮影をしたのですが、縦横の切り替え対応に苦労していました。三脚で高さが切り替えると高さが結構変わるので高さもその都度調整が必要です。そこで、カタログを見てお店を物色して見つけたのが、「自由雲台」です。普通の三脚の雲台は、高さ、角度、左右のフリを3つのレバーを調整して決めますが、自由雲台は1つのレバーで確定出来ます。かなり直感的に構図を決められる訳です。

来年は、このような機材をそろえさらに良い写真が撮りたいと思います。