これはレンズの問題ではありませんが、SONYのカメラは開放F値だとかなり高速なAF(オートフォーカス)ですが、F2.8位まで上げるとやや遅くなり、F4位まで上げるとかなり遅い気がします。Canonのカメラではこの現象は起こりません。まだRFレンズが少ないのでEFレンズを使うことが多いですが、古いEFレンズを着けてもAFが遅くなることは無いのでカメラの問題だと思っています。
現在の使い分けは被写体が1人で開放F値がメインの時はSONYカメラ、被写体が複数人の時はCanonと撮る人数で使い分けをしています。その中でも「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」は使いやすい画角なのでメインに成りつつあります。
1つ問題があるとすると普通の形の純正フードが出ていない事です。一応Canon純正で「ES-52」と言う物が出ているのですが、ねじ込み式のレンズフィルターのような感じの物です。見た目にカッコ良いとは言えないのと小さすぎて本来のフレアやゴーストを防ぐ効果が疑問視です。
JJCから通常のフードに近い物が出ていてこちらは購入しました。普通に使う分には見た目も効果もありそうですが、フードを外してNDフィルターを付けた際にアタッチメントが干渉する問題がありました。普通はレンズ系にあう物を使うので問題は無いと思うのですが、僕は67mmのフィルターに変換リングをつけて使っているのでこの場合には干渉します。今の撮影スタイルでNDフィルターは外せないので残念ですが、選択から外れました。
あとはCanon製の他のフードを改造するという方法をYouTubeでみつけました。「ES-62」というフードの爪を削って付けると言う物で工作が得意なら一番これが良いかも知れません。ただ僕の工作レベルは・・・ということでこれも現状では却下です。
最後に行きついたのは、汎用性のねじ込み式フードです。「RF35mm F1.8 MACRO IS STM」のフィルター系は52mmなのですが、レンズはそれに比べてかなり太いので普通のねじ込み式フードだと先細りになります。これは見た目が悪いので先が広がっているタイプを選びました。オールドレンズによくあるスタイルの物です。見た目のバランスも保てますし、NDフィルターを付ける時もこれを外して付け替れば良いので運用上も良さそうです。取り急ぎこの体制で使っていこうと思っています。
本当はCanon純正で普通に付けられるフードを出してもらえるのが一番ですが、発売から数年立っているのに発売されていないのであまり期待できないのが残念です。